"整体" 恐怖体験~安全で、効果的な施術を追い求める原点~
2026/08/03
"整体" の恐怖体験~安全で、効果的な施術を追い求める原点~
整体や施術といったものに興味がわいて、勉強をはじめた20代のころの話です。
書籍での勉強と合わせ、自分も体験のためにたくさんの整体や施術を実際に受けてみました。
その中に、ビックリした、というか、"恐怖" を感じた体験がありました。
いきなり先生と思われる男性が、
「ハイ、立ってみて、右肩下がっているね、はい、そこにねて」
言われるままに横になると、
脇の下90度にして、肘を曲げるように言われました。(上画像参照)
すると、
少年ジャンプ(当時)のような分厚い雑誌を手にしたその男性が、お尻をこちらに向けて、
私のまげた肘をまたぐように立ちました。
何をされるか予測もつかないまま、
男性は前かがみになり、なんと、
手にした分厚い雑誌で、ものすごい強さで3回ほど、私の肘をぶったたきました。
ぶったたくという表現がピッタリでした。
その時の、
「バーン」、「バーン」、「バーン」というものすごい音が今も耳に残っています。
「ハイ、よ~し立ってみて」男性に言われるままに立つと、
肩の高さを確認したのか、もう一度、「よし」と言われました。
「整体ってこういうもん?」、「ヒトの体って、こんなことで整うの?」、「こんなことキケンでしょ!」
いろいろな思いが頭をよぎりました・・・。
そこへは、二度といきませんでした。
何をされるかわかったら、体が緊張してしまって2度とムリです。
その時は、知識を持っていなかったので、確認することはできませんでしたが、
私の右側「胸鎖関節」は、今でも少し飛び出ています。
あの整体を思い出すたびに、あの時が原因ではと「疑念」が沸き起こってきます。
(実際はどうかわかりません)。
そんな経験をした少し後に、大学の2つの上の先輩から「整体被害」の話をききました。
その先輩の話では、片脚をあげた状態で、股関節・腰あたりに「強い衝撃」を加えられたそうです。
それをきっかけに歩けなくなり、しばらく車いすで過ごしたそうです。
二十歳前の女性がこの先、誰かに介護してもらうことを考えると、人生に絶望したそうです。
どの世界にも名人はいます。
"整体" といってもいろいろあります。
その前提で、クライアントがコントロールできない「強い外圧」、「強い刺激」を
加える整体・施術は十分に気をつけてください。
経験から避けたほうが賢明だと思います。
"整体"、"施術" も身体を良くするという意味では、"医療" の一種です。
「名人に当たったからよかったね、名人じゃなかったからツイテないね」という話ではないのです。
教育、医療、福祉、介護については、誰でも平等に、安全で、質の高いサービスを
受けることができるのが原則だからです。
"整体"の分野は法制度がすすんでいません。
なので、ひとりひとりが教養として、身につけて対処するしかありません。
最後に、もう一度、クライアントができない「強い外圧」、「強い刺激」を
加える整体・施術は十分に気をつけてください。
私自身の「整体恐怖体験」は、安全で効果的な施術を追い求める原点に
なっています。
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◆著者・土屋真人
中京大学体育学部体育学科卒、同大学大学院博士課程前期修了。体育学修士。人体解剖トレーニングセミナー
(名古屋大学大学院医学研究科)修了。
中京大学スポーツ科学部で「健康運動実習」、カイロプラクティック専門学校、施術専門学校で「解剖学」、「運動学」などを担当、自身も、健康指導者・施術者向け講習会・セミナーを6,500回以上開講、これまで13,000人以上の指導者養成に携わる。
その間、大学院での研究、30年以上の現場での指導実践を重ね、新しいノウハウ動きケアⓇ、メンタル脳ケアⓇを構築。
これらのノウハウを使って、成幸する新しい時代のパーソナルトレーナー、運動指導者、施術者の方々を多数輩出。一般的な指導者・施術者との「違い」をつくり、自分らしく成幸したい!と本当に望む方をサポートしている。
動きケアⓇ講座
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