3年ぶりに床に座れた!!
2023/03/08
「3年ぶりに床に座れた!!」
今週、
ある市町村の「健康づくりを推進するボランティア団体」皆さんの研修を
依頼され、講師を務めさせていただきました。
参加者の中には、
「膝が痛くなって、ここ3年ほど床に座っていない」という方もいらっしゃいました。
経験から、
「膝が痛くて床に座れない」という方は、
床に座ろうとした時に膝に痛みが走った経験があり、「それ以来、床には座れない・・・」
と思い込んでしまった方がほとんどという感じがします。
ちゃんと手順を踏んで、膝が痛くないように、身体を動かしていけば、
また、ちゃんと床に座れる方がほとんどだからです。
今回の講座でも、みんなでやってみました、、、
、、、すると、「膝痛でここ3年ほど床に座っていない」という方、
見事、床に座れるようになりました! うれしそうでした!! 感動的な光景でした!!!
その方にまず、やってもらったのが写真の体操です。
イスを支えに使って、脚を後ろに引いて、後ろ膝を床に近づけます。
(膝が痛くない側で行う、膝が痛くない膝の角度で行うなど、膝が痛くないように
探りながら行います)。
足を後ろに踏み出してもらうのがポイントです。
つま先より大きく膝が前にでることがないので、膝に負担がかからないからです。
この後、段階的に、
①後ろ膝が床につく → ②手を床につく ようにもっていってあげると、
床に横すわりができます。
たかが、「床すわり」
されど、「床すわり」 です。
一般的には、年齢を重ねると、今までできていたことも「できないこと」が増えていく、、
と思われています。
階段をのぼることができない
しゃがむことができない
床に座ることができない・・・
こうなってくると、メンタル的にも暗くなって、未来には“不安”の灯ばかりがともってしまいます( ;∀;)
しかし、もう一度「できる」ことを体験できると、、、
“不安”ばかりだった未来に、
「まだまだ私も捨てたもんじゃない」、「まだまだいろいろできるかもね」・・・と
“希望”や“勇気” の灯がともるようになるのです(#^^#)
日常で楽々動けること、日常動作がちゃんと“できる”と確認する機会を持つことが、
クライアント、生徒さんの心に“希望”や“勇気” の灯をともすことになる光景を今まで、たくさんみてきました。
超高齢化社会の日本です、、、
運動指導の場で、施術の場で、今後もっとたくさん、“希望”や“勇気” の灯がともる光景がみられると
いいなあ、と思っております。
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