「関節・動きケアⓇ~仙腸関節調整のヒミツ~」
2026/07/14
「関節・動きケアⓇ~仙腸関節調整のヒミツ~」
以前、テレビの特集番組でどこに行っても良くならない腰痛患者さんが、最後の望みをかけて
訪れる東北地方のあるクリニックについて紹介していました。
全国から患者さんが訪れるこのクリニックでは、どこに行っても良くならなかった腰痛が早い人なら、
1日、2日で治るケースもあるとのことでした。
で、その治療法ですが、いろいろな検査の後、患者さんが机に手をついて立っているところに、
医師が仙腸関節に麻酔薬を注射をしていました。
医師は、
「本来、寛骨と仙骨のあいだ(仙腸関節)にはすき間があって、詳しいメカニズムは
わからないが、そこに注射をすると、なくなっていたすきまが復活して、腰痛がよくなるのでは・・・」
という主旨の説明をされていました。
知り合いの麻酔科医の先生に確認したところ、
「麻酔薬でなくても、生理食塩水でも同じような効果があると思います」
とのことでした。
いずれにしても、
寛骨と仙骨のあいだ(仙腸関節)には適度なすき間があるが、なくなると腰痛になる
場合があるということは、今まで経験してきたことの裏づけを聞けたようで、本当に
勉強になりました。
仙腸関節の動きは数ミリと言われているので、動きというよりは、「遊び」がある
といった方がしっくりきます。
仙腸関節に「遊び」があるということが、適度なすき間があることに置き換えられる
のかもしれません。
当然ですが、医師でなければ、注射をつかうことはできません。
しかし、体のしくみを使って、我々にもできることがあります。
仙腸関節の動きを理解して、上手に関節面を押しつけて、正しく動きに合わせて適度の圧を
かけてあげると、その後に寛骨と仙骨のあいだが広がるような反応を引き出すことができるのです。
クライアントが特別に感じるような「強さ」は全く必要ありません。
ましてや、激しい外圧や瞬間的な衝撃などは使う必要全くありません。
動きを確認し、理解できれば、自ずと施術はできてしまう、という感じです。
「体のつくり、構造」理解は本当に大切だと思います。
現場で使える「解剖学」を習得すると、自然と「施術」の腕も上がってしまいます。
時代は変わっています。
医療系の専門学校や大学をでていなくても、
運動指導者、トレーナー、インストラクターなど、健康領域に携わる人は、
安全な施術で、クライアント、生徒さんを喜ばしてあげる時代になっている気がします。
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◆著者・土屋真人
中京大学体育学部体育学科卒、同大学大学院博士課程前期修了。体育学修士。人体解剖トレーニングセミナー
(名古屋大学大学院医学研究科)修了。
中京大学スポーツ科学部で「健康運動実習」、カイロプラクティック専門学校、施術専門学校で「解剖学」、「運動学」などを担当、自身も、健康指導者・施術者向け講習会・セミナーを6,500回以上開講、これまで13,000人以上の指導者養成に携わる。
その間、大学院での研究、30年以上の現場での指導実践を重ね、新しいノウハウ動きケアⓇ、メンタル脳ケアⓇを構築。
これらのノウハウを使って、成幸する新しい時代のパーソナルトレーナー、運動指導者、施術者の方々を多数輩出。一般的な指導者・施術者との「違い」をつくり、自分らしく成幸したい!と本当に望む方をサポートしている。
動きケアⓇ講座
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