(慢性痛の方へ)画像で見える「軟骨・骨・靭帯」は、痛みの主犯ではないかも?
2026/10/26
(慢性痛の方へ)画像で見える「軟骨・骨・靭帯」は、痛みの主犯ではないかも?
病院でレントゲンやMRIの画像を見せられながら、
「ほら、ここがすり減っていますね」とか、「骨と骨のすき間が狭いです」と言われた瞬間、
ショックを受け、頭が真っ白になった経験はありませんか?
その日から、「私の体は壊れてしまった」とか、「この傷がある限り、一生痛いんだ」という
思い込みが心に深く刻み込まれてしまいます。
しかし、世界の最新医学の研究では、驚くべき事実が次々と明らかになっています。
ある研究によると、痛みがまったくない元気な中高年の方々を集めて膝のMRIを撮ると、
なんと60%以上の人に「半月板の損傷」や「軟骨のすり減り」が見つかったそうです。
腰のヘルニアや骨の変形に関しても、全く同じような研究結果が世界中で報告されています。
もし「画像のキズ=痛みの正体」であるなら、この60%の人たちも痛みで歩けないとかに
なるはずです。でも、その人たちは痛みを1ミリも感じずに元気に歩いています。
つまり、写真に写っている変形やキズの多くは、痛みの主犯ではなく、顔のシワや白髪と同じ
「自然な加齢変化」や「過去の傷痕」に過ぎないケースがほとんどかもしれないのです。
そんな側面が最新医学の世界では明らかになっているわけです。新しい常識です。
もちろん、最初に痛めた瞬間(最深部)には、組織の傷や炎症があったことでしょう。
しかし、人間の体は優秀です。
大きなキズ、損傷でなければ、数週間から数ヶ月経つうちに、初期の傷そのものは
すでに修復を終えていることが大半だそうです。
それなのに、なぜ今も痛みが続いているのか?
それは、最初の傷をかばっているうちに、「周囲の筋肉や関節」、「神経」、「脳」といった
別の場所に痛みの原因が飛び火し、新しい痛みの地層が積み重なってしまったからです。
昔ついた傷あと(最深部)ばかりにフォーカスして、気にしていても、痛みは消えません。
目を向けるべきは、その上に積み重なった「別の痛みの犯人たち」です。
次回からその「別の痛みの犯人たち」を詳しくお伝えしていきます。
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◆著者・土屋真人
中京大学体育学部体育学科卒、同大学大学院博士課程前期修了。体育学修士。人体解剖トレーニングセミナー
(名古屋大学大学院医学研究科)修了。
中京大学スポーツ科学部で「健康運動実習」、カイロプラクティックや整体の専門学校で「解剖学」、「運動学」などを担当、
自身も、健康指導者・施術者向け講習会・セミナーを6,500回以上開講、これまで13,000人以上の指導者養成に携わる。
その間、大学院での研究、30年以上の現場での指導実践を重ね、痛み改善&望むQOL実現のための新しいノウハウ動きケアⓇ
、ハート脳ケアⓇを構築。これらのノウハウを使って、成幸する新しい時代のパーソナルトレーナー、運動指導者、施術者の
方々を多数輩出。一般的な指導者・施術者との「違い」をつくり、自分らしく成幸したい!と本当に望む方をサポートしている。
動きケアⓇ講座
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