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"部分" だけを意識させるアドバイスの "恐ろしさ" (3)

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"部分" だけを意識させるアドバイスの "恐ろしさ" (3)~野球指導で①~

"部分" だけを意識させるアドバイスの "恐ろしさ" (3)~野球指導で①~

2025/09/23

「"部分" だけを意識させるアドバイスの "恐ろしさ" (3)~野球指導で①~」

 

 

 

野球のピッチャーで実際に起こった話です、、、

 

投げる時に、肩よりも肘が下がっていると、

肩や肘を痛めやすいことはスポーツ医学の常識です、、、(左写真参照)

 

 

それはそれでいいのですが、、、

 

 

勉強してそのことを知っていると、指導者はついつい、、、

 

「肘が肩より下がっている!肘の位置をもっと高くして!」と言いたくなってしまうものです、、、

 

 

そういわれたピッチャーは当然、「肘を高くあげようとします」、、、

 

 

 

・・・・で、肩甲帯(肩甲骨と鎖骨のこと)周辺がやわらかくて、

 

肩甲骨が良く動くピッチャーは、

 

肩甲帯の上方回旋という動きを使えば、カンタンに肘をあげることができます(真ん中の写真・参照)

 

左写真と比べても、他の部位の位置や姿勢はほぼ同じです、、、

 

肘を高くあげても、他の部位には影響が少ないということです、、、

 

 

、、、、というか、そもそも肩甲帯周辺がやわらかいヒトは投げる時、

 

肩より肘が下がらないかもしれません、、、

 

 

 

 

問題は、、、

 

肩甲帯周辺がかたくて、肩甲骨があまり動かないピッチャーです、、、、

 

肩甲帯周辺がかたくて、肩甲骨があまり動かないピッチャーが、監督やコーチから、、、、

 

「肘の位置を高くしろ!」と言われたら、どうするか、です、、、、

 

 

 

たいていは、上体を傾けて、肘の位置を高くするのです、、、(右写真)

 

 

 

・・・すると、あるピッチャーは腰に過度の負担がかかり、痛みが発症、、、、

 

「脊椎分離症」と診断されました、、、(^▽^;)

 

 

・・・また、あるピッチャーは、支える左脚に過度の負担がかかるようになり、、、

 

左膝に痛みを感じるようになりました、、、(;^_^A

 

 

 

投げる時に、肩よりも肘が下がっているいるヒトに、、、

 

「肩よりも肘の位置を高くして!もっと肘をあげて!」とアドバイスする、、、、

 

 

 

野球指導の現場では、フツーに目にする光景です、、、、

 

 

しかし、「肘」、「肩」と言う部分だけでなく、「全体」もみえたら、、、

 

同じアドバイスをしても、選手によって、他部位への負担や全体の姿勢変化が「違う」ことがわかって、、、

 

上記のような "悲劇" は防げると思うのです、、、(*^▽^*)

 

 

 

われわれは、、、

 

「部分」だけでなく、「全体」もみることができることを、、、、

 

「姿勢や動きを見る目」と呼んでいます、、、

 

 

 

「姿勢や動きを見る目」を持った指導者、施術者が、、、

 

もっと、もっと、たくさん世の中に増えるといいなあ、、、と思っています、、、(*´▽`*)

 

 

 

 

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◆著者・土屋真人

中京大学体育学部体育学科卒、同大学大学院博士課程前期修了。体育学修士。人体解剖トレーニングセミナー

(名古屋大学大学院医学研究科)修了。

中京大学スポーツ科学部で「健康運動実習」、カイロプラクティック専門学校、施術専門学校で「解剖学」、「運動学」などを担当、自身も、健康指導者・施術者向け講習会・セミナーを6,500回以上開講、これまで13,000人以上の指導者養成に携わる。

その間、大学院での研究、30年以上の現場での指導実践を重ね、新しいノウハウ動きケアⓇ、メンタル脳ケアⓇを構築。

これらのノウハウを使って、成幸する新しい時代のパーソナルトレーナー、運動指導者、施術者の方々を多数輩出。一般的な指導者・施術者との「違い」をつくり、自分らしく成幸したい!と本当に望む方をサポートしている。

 

 

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