「動きケアⓇ膝痛改善マニュアル」
2024/10/30
「動きケアⓇ膝痛改善マニュアル」
まず、痛みがある「膝部」は「○方向運動」を行います。
まず、膝部の基本的な動きは次の4つです。
①伸展
②屈曲
③内旋(内ねじり)
④外旋(外ねじり)
③内ねじり、④外ねじりは膝が曲がった時だけ起きる動きです。
この4つをチェックしてみて、痛みや不快感がない運動が「○方向運動」と考えます。
痛みがある膝はこの「○方向運動」だけを行います。
もし、4つとも痛み・不快感を感じるようなら、炎症が広がっているなどの状態かもしれません。
「膝部」の運動は行いません。
次に他の部分をみていきます。
膝から下は、足首、足部です。
膝から上は、股関節、骨盤部、胸郭部、肩甲帯、(肩)です。
これらの部分のうち、十分に動かなくなっている部分があったら、動くようにします。
たいていは、その部分を動くようにすると、膝痛改善にプラスに働きます。
(目的である膝痛改善にプラスに働く=○という意味で、○部位運動と呼んでいます)。
最後に、身体各部の部分がちゃんと「連動」するように仕上げます。
特に膝が痛くなると、膝をかばうために、股関節や足首をかたくしたり、
そのつながりで同側や反対側のこわばりの範囲が広がり、歩き方が変化し、
日常のパフォーマンスも低下してしまいます。
動きケアⓇでは、他の部分は動かすので、身体全体のQOLレベルを
下げることなく、膝痛を改善できるというメリットがあります。
ぜひ、お役立てください。
◆著者・土屋真人
中京大学体育学部体育学科卒、同大学大学院博士課程前期修了。体育学修士。人体解剖トレーニングセミナー
(名古屋大学大学院医学研究科)修了。
中京大学スポーツ科学部で「健康運動実習」、カイロプラクティック専門学校、施術専門学校で「解剖学」、「運動学」などを担当、自身も、健康指導者・施術者向け講習会・セミナーを6,500回以上開講、これまで13,000人以上の指導者養成に携わる。
その間、大学院での研究、30年以上の現場での指導実践を重ね、新しいノウハウ動きケアⓇ、メンタル脳ケアⓇを構築。
これらのノウハウを使って、成幸する新しい時代のパーソナルトレーナー、運動指導者、施術者の方々を多数輩出。一般的な指導者・施術者との「違い」をつくり、自分らしく成幸したい!と本当に望む方をサポートしている。
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