動きケアⓇ腰痛改善マニュアル
2024/10/17
「動きケアⓇ腰痛改善マニュアル」
「腰」は動きケアⓇでは「骨盤部」として考えます。
まず、痛みがある「骨盤部」は「○方向運動」を行います。
まず、骨盤部の基本的な動きは次の5つです。
①骨盤前傾
②骨盤後傾
③骨盤右上傾け
④骨盤左上傾け
⑤腹圧(いきむ)
この5つをチェックしてみて、痛みや不快感がない運動が「○方向運動」と考えます。
痛い腰はこの「○方向運動」だけを行います。
もし、5つとも痛み・不快感を感じるようなら、骨盤部の運動は身体が望んでいないと判断して、
「骨盤部」の運動は行いません。
次に他の部分をみていきます。
骨盤部から下は、股関節、膝、足首、足部です。
骨盤部から上は、胸郭部、肩甲帯、肩です。
これらの部分のうち、十分に動かなくなっている部分があったら、動くようにします。
たいていは、その部分を動くようにすると、腰痛改善にプラスに働きます。
(目的である腰痛改善にプラスに働く=○という意味で、○部位運動と呼んでいます)。
最後に、身体各部の部分がちゃんと「連動」するように仕上げます。
本人は、痛みのストレスが少なく、他の部分は動かすので、身体全体のQOLレベルを
下げることなく、腰痛を改善できるというメリットがあります。
ぜひ、参考になさってください。
◆著者・土屋真人
中京大学体育学部体育学科卒、同大学大学院博士課程前期修了。体育学修士。人体解剖トレーニングセミナー
(名古屋大学大学院医学研究科)修了。
中京大学スポーツ科学部で「健康運動実習」、カイロプラクティック専門学校、施術専門学校で「解剖学」、「運動学」などを担当、自身も、健康指導者・施術者向け講習会・セミナーを6,500回以上開講、これまで13,000人以上の指導者養成に携わる。
その間、大学院での研究、30年以上の現場での指導実践を重ね、新しいノウハウ動きケアⓇ、メンタル脳ケアⓇを構築。
これらのノウハウを使って、成幸する新しい時代のパーソナルトレーナー、運動指導者、施術者の方々を多数輩出。一般的な指導者・施術者との「違い」をつくり、自分らしく成幸したい!と本当に望む方をサポートしている。
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