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「上前腸骨棘の触り方」

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「上前腸骨棘の触り方」

「上前腸骨棘の触り方」

2024/07/02

「上前腸骨棘の触り方」

 

 

 

「上前腸骨棘」(じょうぜんちょうこつきょく)は、

読んで字のごとく、腸骨の上、前にある棘(とげ)=でっぱりです。

 

 

一枚目の写真をご覧ください。


骨盤部を横からみた時、一番前のでっぱりです。(この写真では一番右側のでっぱり
です)。

 


今度は前からみてみます。

 

 

2枚目の写真で、
「上前腸骨棘」は、青い四角いマークの箇所です。

 


カイロプラクティックや施術の先生、英語の好きな人は、「上前腸骨棘」を「ASIS」
と呼んだりするので、ちょっと知っておきたいところです。
(anterior superior iliac spine)の略です。

 

 


この「上前腸骨棘」には、縫工筋、大腿筋膜張筋が付着しています。

 


「上前腸骨棘」は、俗っぽい言い方で言うと、「骨盤のゆがみ」をみる、時に使います。

 

 

もう少し詳しく言うと、骨盤の左右傾き具合や骨盤位置のねじれ具合をチェックする時など

によく使います。

 

 

この「上前腸骨棘の触り方」ですが、ちょっとしたコツがあります。

 

 

この骨の出っ張りをいきなり親指で見つけようとすると、親指がピンポイント的

なので、結構時間がかかったりします。

 

 

上過ぎると、親指でツンツンわき腹あたりを刺激することになるので、

クライアントにくすぐったい思いをさせたりします(笑)

 

 

クライアントは、こういうところに、プロとしてのセンスを感じたりするので、

スムーズに見つけることができるか、どうか、結構、大事だったりします。

 

 

おすすめは、、まず、手のひら全体で、下腹横を押さえることです。

 

 

ここの骨の出っ張りは大きいので、たいていては手のひらで下腹部の横を

押さえると手のひらのどこかで感知することができます。

 

 

手のひらで感知したところを、親指でおさえるとスムーズにみつける

ことができます (*^▽^*)

 

 

サッとわかるようにしておきたい所ですね。
 

 

 

 

◆著者・土屋真人

中京大学体育学部体育学科卒、同大学大学院博士課程前期修了。体育学修士。人体解剖トレーニングセミナー

(名古屋大学大学院医学研究科)修了。

中京大学スポーツ科学部で「健康運動実習」、カイロプラクティック専門学校、施術専門学校で「解剖学」、「運動学」などを担当、自身も、健康指導者・施術者向け講習会・セミナーを6,500回以上開講、これまで13,000人以上の指導者養成に携わる。

その間、大学院での研究、30年以上の現場での指導実践を重ね、新しいノウハウ動きケアⓇ、メンタル脳ケアⓇを構築。

これらのノウハウを使って、成幸する新しい時代のパーソナルトレーナー、運動指導者、施術者の方々を多数輩出。一般的な指導者・施術者との「違い」をつくり、自分らしく成幸したい!と本当に望む方をサポートしている。

 

 

動きケアⓇパーソナルトレーナー養成スクール

 

 

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